6300系は,2800系の後継として,1975年に登場した車両で,翌年には,鉄道友の会の「ブルーリボン賞」を受賞した車両です.
足回りは5300系のものと同等となっていますが,指令のためのマスコン・ブレーキのハンドルが一体となった, ワンハンドルマスコンを採用したほか(阪急初), 種別・行き先の表示幕も竣工当初からの取り付けとなりました.
詳しくは,Wikipediaの こちら の記事を御覧ください.
6300系は建造から30年ほどたちますが,まだ大規模な更新工事はうけていません. しかしながら,外装,内装ともデザインが古い印象はまったく受けません. 当時の設計者の思い描いていた理想がいかに高く,普遍的なものであったかを物語ると思います.
しかし,寄る年波にはやはり勝てず,木目調の化粧板はすこし退色気味です. とはいえ,まだまだがんばってほしい,まさしく「ママドル」状態なのかもしれません.
6350F 2006.06.14 洛西口
C#6350×8,C#6351×8,C#6352×8,C#6353×8, C#6354×8,C#6355×8,C#6356×8,C#6357×8, の8両編成が8本と,1984年に茨木市駅・高槻市駅の両駅付近の連続立体化工事による徐行に伴うダイヤ改正にあわせて増備された 6330型C#6330×8が1本,計9編成,72両が本線で活躍中です.
6350 - 6800 - 6900 - 6850 - 6860 - 6810 - 6910 - 6450
6351 - 6801 - 6901 - 6851 - 6861 - 6811 - 6911 - 6451
6352 - 6802 - 6902 - 6852 - 6862 - 6812 - 6912 - 6452
6353 - 6803 - 6903 - 6853 - 6863 - 6813 - 6913 - 6453
6354 - 6804 - 6904 - 6854 - 6864 - 6814 - 6914 - 6454
6355 - 6805 - 6905 - 6855 - 6865 - 6815 - 6915 - 6455
6356 - 6806 - 6906 - 6856 - 6866 - 6816 - 6916 - 6456
6357 - 6807 - 6907 - 6857 - 6867 - 6817 - 6917 - 6457
6330 - 6930 - 6950 - 6960 - 6970 - 6980 - 6830 - 6430