3300系は,1967年に登場した車両で,大阪市営交通堺筋線(6号線)乗り入れのために製造されました. この当時,京都線には戦前製の車両が幅を利かせていたことから,これらの車両を置き換える必要があったこと, さらには1970年に大阪万博が開催されることが決定し,そのアクセスとして千里線には多数の旅客需要が生まれること が確実視されていたことから,その需要を賄う増備車としての性格から,わずか2年に120両が建造されました.
詳しくは,Wikipediaの こちら の記事を御覧ください.
堺筋線乗り入れのため,2300系よりも横幅が大きく,ずんぐりした印象を受けます. また,前パンが無いこと,パンタグラフ1基装備であることもそれに拍車を掛けているような気がします.
さらには,(締結当時の)堺筋線乗り入れ協定の関係から,編成中にM車が多く, 高速域で爆音を轟かせながら走る姿には,一種の畏敬の念すら感じます(沿線住民からすればたまったものではないんでしょうけど).
近年,冷房化改造についで,2回目の更新工事(リフレッシュ工事)を施される編成が出てきています. 未施工車両と施工済み車両の車両内装のグレードの格差はかなり大きいです.ただし,乗り心地はあまり変わりません.
3305F 2006.07.25 茨木市
C#3301×7,C#3311×7,C#3314×7,C#3318×7,C#3325×7,の5編成, 計35両が活躍中です.
3301 - 3801 - 3892 - 3351 - 3302 - 3802 - 3352
3311 - 3411 - 3895 - 3335 - 3811 - 3851 - 3361
3314 - 3414 - 3891 - 3338 - 3814 - 3954 - 3364
3818 - 3418 - 3356 - 3321 - 3421 - 3857 - 3392
3325 - 3401 - 3367 - 3303 - 3803 - 3853 - 3368
C#3305×8,C#3309×8,C#3315×8,C#3323×8,C#3324×8, C#3326×8,C#3327×8,C#3328×8,C#3329×8,C#3330×8, C#3331×8, の11編成, 計88両が活躍中です.
3305 - 3805 - 3341 - 3817 - 3355 - 3306 - 3806 - 3391
3309 - 3409 - 3317 - 3417 - 3333 - 3809 - 3859 - 3359
3315 - 3415 - 3344 - 3423 - 3339 - 3815 - 3855 - 3365
3323 - 3427 - 3313 - 3413 - 3337 - 3813 - 3953 - 3363
3324 - 3404 - 3307 - 3807 - 3357 - 3304 - 3804 - 3354
3326 - 3402 - 3319 - 3420 - 3345 - 3419 - 3893 - 3393
3327 - 3403 - 3310 - 3410 - 3334 - 3810 - 3951 - 3360
3328 - 3425 - 3312 - 3412 - 3336 - 3812 - 3952 - 3362
3329 - 3405 - 3343 - 3424 - 3342 - 3818 - 3361 - 3353
3330 - 3406 - 3316 - 3416 - 3340 - 3816 - 3956 - 3366
3331 - 3407 - 3308 - 3408 - 3332 - 3808 - 3955 - 3358