2300系は,1960年に登場した車両で,現在の阪急の車両スタイルの基礎を築いた車両です. 翌年には鉄道友の会の「ローレル賞」を受賞しました.
詳しくは,Wikipediaの こちら の記事を御覧ください.
2300系は建造から40年ほどたちますが,外装,内装ともデザインがそれほど古い印象は受けません.
ただ,台車にコイルバネを採用しているため, 高速走行時(概ね80km/hを超えたあたりから)に結構な縦ゆれを感じることが多いです. しかし,よく見ていると,その揺れの発生源は,踏切であったり,レールの継ぎ目であったり,外乱であることがほとんどです. また,放って置くと,そのゆれも徐々にではありますが,静まります. 40年以上前のコンピュータが無かった時代,シミュレーションもままならなかったのに (不可能だった,といっても過言ではないでしょう.さらには,まだ制御工学が現在のように発達・実用化していませんでした) 技術者がこのような台車(車両)を設計できたことに驚くばかりです.
2315F 2006.08.31茨木市
左側が大阪方です
C#2309×4R, C#2319×4R, C#2323×4Rの3編成,計12両がいずれも嵐山線で活躍中です.
2309 - 2359 - 2310 - 2360
2319 - 2344 - 2394 - 2374
2323 - 2343 - 2393 - 2364
C#2313×7R,C#2315×7R, C#2317×7R,C#2321×7R,C#2325×7R の5編成,計35両がいずれも本線・千里線(淡路~北千里間)で活躍中です.
2313 - 2333 - 2363 - 2322 - 2342 - 2392 - 2372
2315 - 2335 - 2365 - 2320 - 2340 - 2355 - 2370
2317 - 2337 - 2367 - 2326 - 2346 - 2396 - 2376
2321 - 2341 - 2391 - 2371 - 2316 - 2336 - 2366
2325 - 2345 - 2395 - 2375 - 2318 - 2338 - 2368
2300形:2301~2328(McまたはMo)
2330形:2331~2346(M)
2380形:2391~2396(T)
2350形:2351~2378(TcまたはTo)
ご指摘下さいましたY.K.さん,ありがとうございます.